最近観た映画の感想
本やネットで調べ物ができる環境にいないので、簡単に感想を書いてあとで詳しく書きます。
エクスマキナ
実験場に男が呼ばれて人工知能のチューリングテストをする話だが、あれを女性だと思った時点でテストになってないのではないか。しかもロボットには男の性的な趣味が反映されているので、これは一体何をしてるのかよく分からなくなる。単にセックスロボットを作りたいということか。男が独身であるということよりも家族が死んでいることが重要なのだろう。
マネーモンスター
彼はなぜ最後にスイッチを手から離したのか。彼は手段は間違っているし証拠もないが真相の近くにいた。彼女からクズ扱いされ、それをテレビを見ている人間からも笑われてはいたが、彼がスイッチを離しそうになった時死んで欲しくないととおもってしまった。
帰ってきたヒトラー
最初は笑える話だったが徐々に笑えなくなってくるというのがこの映画の特徴だろう。この場合の笑いって何?ということを問うていると思う。これ面白いですよ。
ノックノック
エロいサイコパスが突然やってきて家庭を崩壊させる話の手前。浮気をするかしないか男を試す悪魔みたいな存在の二人。
教授のおかしな妄想殺人
人生は無意味と悟った哲学の教授が完全犯罪に生きがいを見出しそれを計画し実行することでハッピーになっていくが、完全犯罪はありえず、いや完全犯罪のために完全犯罪のための行動の上塗りをしなければならなくなり、落ちていく男の話。
10クローバーフィールドレーン
ルームのような話だが、男は女を性的な目で見ているのではなく娘だと思って行動しているので、一見していい人なのか悪い人なのか分かりづらくなっている。女性が過去の後悔を乗り越える話。
6/24追記
二つ星の料理人
子供がケーキを食べるところで何故か泣けてきた。複製芸術に関して何か書けるかもしれない。主人公のキャラクターに関して思うところはあるけど、酒も薬も借金もない人間として一応保留。
6/25追記
オオカミ少女と黒王子
これは前に富山で観たやつですが、意外と王道のラブコメという感じでした。オザケンのところとか良かったですね。もう少し詳しく書いておくと、この映画の設定では最初に彼氏彼女の関係が擬似的にできあがるので二人は全く物理的にはすれ違ってない。いつでも会える。けど、関係が嘘から始まっていて本当のことが言えないので、二人の間に思いの温度差が生じて彼女の方だけ盛り上がっているように見える。その象徴がオザケンのところ。彼女は嬉しいのに一人で盛り上がってしまうため遠くに行ってしまい決定的にすれ違うも『About Time』の序盤のように彼氏が彼女に追いつく話。
7/4追記
家に帰ってからでないと詳しく書けないのでもう少しお待ちください。
アリスインワンダーランド2
ハッターの家族が生きているかもしれないという証拠が見つかるも誰も信じず、アリス達は過去を変えてハッターの望みを叶えようということになる。しかし過去は変えられないと知って、過去を知る方にシフトする。
最近疲れてるせいか分からないけど、画がすごく単調な感じがした。いろんな場面で緊迫した感じがしないのは引いて見た画面が多い(ような印象を持った)からだろうか。
ブルックリン
田舎のアイルランドから都会のブルックリンへ引っ越す、出て行く女性の話。
自分の「自信」を乗り越える話。
7/14 追記
インデペンデンスデイ リサージェンス
ごちゃごちゃしてるなというのが第一印象。群像劇のような構成だが、焦点がどこかであわないとバラバラなだけで見るのが大変になってしまう気がする。その群像劇の感じと最後のこちらの戦闘機とあちらの戦闘機がビームを撃って戦うシーンのごちゃごちゃで何が映っているのか、ちゃんとビームを避けてるのかどうなのか分からない感じが変にリンクしていると思った。
『表現と介入』やたら読むのに時間がかかったが、特に映画評に使えそうなところは無さそう。これから出てくる映画次第だが。
『精神分析学入門』読んでいる。
7/19
ファインディングドリー
はじめはすぐ忘れてしまうドリーうぜえと思っていたが、それが活かされているのを見て面白いことを思いついた。「ドリーならどうするか。」に則って何か書きます。
シングストリート
おそらく今上映してる映画の中で一番面白い。サントラ欲しい。舞台がアイルランドで『ブルックリン』と似たテーマだが、こちらの方が主人公の年齢が低く地に足がついていない感じが作曲の過程とその歌詞との出会いとマッチしていて映画としてとてもいい。自分の境遇に対する一見してわかりやすい表現があることは重要、感情移入しやすい。『ブルックリン』が面白くないという意味ではないですよ。
*できれば午前十時の映画祭でバックトゥザフューチャー見てから書きたい
追記8/8
ルドルフとイッパイアッテナ
子供向けではあるけど『ブルックリン』と話の構造が似ている。四苦八苦ご苦労さんという謎のナンバーが。
ターザンREBORN
面白い画面はたくさんあったのだけど、何か足りない感じがした。ラストバトルはジャングルでやるべきだったとかかな。何か解決するのに主人公側が行き当たりばったりな感じがするとかだろうか。まだわからない。
ジャングルブック
似たような画面だがターザンと違うところはカメラがすごく主人公に近い。それにカメラの場所がとても自由に感じる。走ったり木に登ったりする時の躍動感が違う。全部CGの効果なのだろう。お話についてはあとで。
9/10/2020
更新
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