シンデレラ

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母を病気で、父を事故で失ったエラは、父の後妻である継母とその連れ子のドリゼラとアナスタシアに「灰まみれのエラ」を意味する「シンデレラ」と呼ばれ、召使いのように扱われていた。ある日、耐えきれずに家を飛び出したエラは、森の中で城で働いているという青年キットと出会い、心を通わせる。王子である身分を隠していたキットは、城に帰ると父である国王から政略結婚を勧められるが、森で出会ったエラが忘れられず、彼女を探し出すため国中の未婚女性を招いた舞踏会を計画する。

シンデレラ : 作品情報 - 映画.com


優しい両親から大きな愛情を注がれて育ったシンデレラ。両親の亡きあとも、母が遺した「勇気と優しさを忘れないで」という言葉を信じて行動するとても気立てのいい女性、どんなに継母にイジメられても耐えるとても我慢強い女性だ。そこまでは、これまで描かれてきた『シンデレラ』と同じ。新たな『シンデレラ』が異なるのは、自ら「舞踏会に行きたい」と願う意志とその理由がより強く描かれていること、王子と単に恋に落ちるのではなく相手の内面に惹かれて好きになること。優しさはそのままに活発で力強い女性像がプラスされている。
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特徴的なのが、シンデレラと王子の出会いだ。舞踏会を前に“すでに出会っていた”という設定が、のちの2人の関係をよりドラマチックに演出し、より自然なラブストーリーにしている。
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「シンデレラ」実写化で“最も重要だったこと”とは?監督が語る制作の裏側 モデルプレスインタビュー - モデルプレス

Q.誰もが知る名作を実写化するにあたって、気をつけた点はどこですか?

アリソン:確かに誰もが知る「シンデレラ」だけど、私は「新たに語った作品だ」って言うわ。

デヴィッド:間違いなく新たに語り直したものだ。ケン(監督)もずっとそう考えていた。もう一度語り直した作品だとね。

アリソン:私たちは、ディズニーのアニメーションが大好きだったから、それに敬意を払わないようなものはやりたくなかった。それに対して愛情や称賛の気持ちが感じられないものはね。でも、その作品は50年代の初期に作られたものだから、実写化するには今日の価値観や考えが反映されていることが重要だったの。今回のストーリーにどうアプローチするかとか、クラッシックなバージョンに対しても、実に多くの考えを巡らせたわ。

クリス:シンデレラが、自分のグローバル企業を始めたり、マーシャルアーツをやったりというところまで現代的にしたくはなかった。でも、シンデレラが王子を愛していることを信じられないといけないのはもっともに思えた。ただ信頼できるからとか、彼が王子だからとか、ハンサムだから、というのではなく、彼らの人生に基づいて、2人の間にコネクションがあるからなんだ。

それは、彼をもう少し面白い人にしようということにつながった。どういう意味合いかというと、同等の人と結婚したいということだ。社会的に同等、という必要はない。誰か、あなたのことを理解できる人であり、また、あなたもその人を理解できる、ということだよ。それは、僕みたいなものにとっては素晴らしい機会だった。また、継母がやっていることには、彼女自身の理由があるんだよ。

Q.この映画は、シニシズム(皮肉な考え方)がないという点がひとつの特徴だと思います。その点について教えてください。

デヴィッド:ケンは今作で、優しさはスーパーパワーになるということを描き出そうとしていた。彼には、守ろうとするとても強いビジョンがあり、クリスも彼に同意していたんだ。それに、ケンはブレなかった。これはうまくいくと思ったし、だからこそ、このシニカルな世界にシニカルじゃない映画が作り出せたんだ。

クリス:僕が今作に関わることができたのは、ラッキーだったよ。素晴らしい機会だったよ。実際、それはすごい責任でもあったけどね。なぜなら、多くの人々が、特に若い女の子たちがこれを観に行くことになる。それは、彼女たちを形成する一部になる。そうなる以上、皮肉っぽくならないということは重要だったんだ。

(中略)

Q.実写版では、家族の死が物語の展開に大きく影響していますが、よりリアルに描き出そうと思った理由は?

アリソン:それはディズニーの伝統なの。

クリス:ディズニーのアニメーション作品は、両親を亡くすことで有名なんだ。その理由は、ディズニー映画はほとんどおとぎ話だから。おとぎ話というのは、両親が死ぬ傾向があるんだ。なぜなら、初期の頃はそれが真実だったからね。寿命が今より短かかったんだ。両親の死というのは、とても大きな出来事だけど、そのことが若い人たちを成長させる。だから間違いなく、今回の映画でも私たちにとってそういったことは重要なことだった。もちろん、避けることもできたけど、私たちはシンデレラがたまたま素敵な性格だったと感じることができなかったんだ。彼女が幸せな幼少期を過ごし、愛されていたことが彼女を強くしたんだ、とね。
実写版「シンデレラ」で描いた“ディズニーの伝統”と“愛情” 製作陣が明かす裏側 モデルプレスインタビュー - モデルプレス

正直に言って、とても良かった!以外あまり書くことがない。上の人達が説明してるし、シンデレラはシンデレラだった。
9/10/2020
更新

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